2018-06-12 第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
今後、参加を検討しているタイは世界第四位の砂糖生産国であり、国内製糖業への影響は計り知れません。 また、畜産業の経営安定化対策、いわゆるマルキンが法制化されることは評価できますが、救済されるのは大規模生産者に限られます。沖縄の離島のなりわいの中心はサトウキビ産業や畜産業であり、TPP11による悪影響は離島の暮らしの維持そのものに関わります。 第二に、TPP11は言わば巨大な外圧の塊です。
今後、参加を検討しているタイは世界第四位の砂糖生産国であり、国内製糖業への影響は計り知れません。 また、畜産業の経営安定化対策、いわゆるマルキンが法制化されることは評価できますが、救済されるのは大規模生産者に限られます。沖縄の離島のなりわいの中心はサトウキビ産業や畜産業であり、TPP11による悪影響は離島の暮らしの維持そのものに関わります。 第二に、TPP11は言わば巨大な外圧の塊です。
将来どうかということになりますと、私どもとしては養蚕業並びに国内製糖、てん菜糖あるいは沖繩のサトウキビの振興を図っていく、そうしてこれらの価格制度なり価格の安定なりというものを考えました際には、この事業団方式というもの以外に道はない、こういうふうな考え方を持って積極的に展開をしてまいりたい、こう考えておりますので、これらの養蚕業並びにてん菜、サトウキビ関係の農業の続く限り、この事業図の仕事はきちんとやっていただかなければならないということで
このような市況の影響を受けて、国内製糖企業は採算点を大幅に下回りまして、政府の指導価格を百円以上も割り込む異常な事態を続けていると、こう言われておるわけでございます。
第二には、政府の示す国内産糖の標準価格についても、政府買い入れの一つの基準であって、国内製糖業者に甘味資源作物を農民から最低生産者価格で買い入れさせるという拘束力の保証にはなっておらないのであります。この点についても、私の質疑に対し農耕大臣が認められておるところであります。
同時に、この機会に大蔵省は関税を引き上げて、消費税を引き下げて、そこに大体のバランスを取って消費価格をきめ、同時に国内製糖のビートの奨励をやって、自給自足ができないまでも、砂糖の増産をはかっていこう、こういう考え方がうかがわれまして、これもしごく賛成であります。
ああいう工場配置というものはどういう所見に基いて、国内製糖の合理化という基準に合う配置だったか、その合理性をそれじゃ一つ説明していただきたい。
そうして現在において外国から非常に割安な砂糖が輸入できるということだけで、今後の北海道を中心とした国内製糖に対する方針をまつたく豹変するということは、今後の国の独立の上からいつて、砂糖政策がどの程度の重要度であると政府は考えておるかということであります。